2005-03-02 第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
○参考人(朴一君) 過去の問題に余りこだわっていては東アジア共同体なんて前に進まないんじゃないかという先生の御指摘のとおりで、正に、それだからこそ韓国政府は今回、この二つのことをやったということを今日申し上げに私参ったわけです。 ちょっと私の言い方が不十分だったので真意が伝わらなかったのかもしれませんが、この反民族行為真相究明法というのは、基本的に、なぜ植民地になったのかと、韓国がなぜ日本の植民地
○参考人(朴一君) 過去の問題に余りこだわっていては東アジア共同体なんて前に進まないんじゃないかという先生の御指摘のとおりで、正に、それだからこそ韓国政府は今回、この二つのことをやったということを今日申し上げに私参ったわけです。 ちょっと私の言い方が不十分だったので真意が伝わらなかったのかもしれませんが、この反民族行為真相究明法というのは、基本的に、なぜ植民地になったのかと、韓国がなぜ日本の植民地
○参考人(朴一君) なぜASEAN、APECではなくてアジア共同体かという先生の御質問ですけれども、私が、やはりこのアジア共同体というのが、例えば日本の学会とかあるいは韓国に行きましてもそうですけれども、一番現実味を帯びてきたのは、やっぱり九七年の通貨危機が引き金になっているわけですね。この通貨危機というのは、基本的にはアメリカを中心としたグローバリズムの波にのまれて、余りにも過度にアメリカに依存してきた
○参考人(朴一君) 紹介いただきました大阪市大の朴と申します。よろしくお願いします。 本日は、このような調査会にお呼びいただきまして大変光栄でございます。私は在日の三世でございまして、日本に生まれ育っているわけですが、国籍は韓国ですが、日本は第二のふるさとと思っております。韓国に行きましたときは日本の立場を韓国の政治家たちに紹介し、日本では日本の人たちに韓国に対する理解を深めたいという活動をしてまいりました